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    遠藤乾のフライデースピーカーズ(2012年4月27日)―柳京煕さんをお迎えして―

    2012年4月27日三角山ラジオ「遠藤乾のフライデースピーカーズ」は、今月から時間が1時間早まって15~17時の放送でした(今後も月一の最終金曜日15時から2時間で固定されます)。

    今回は、酪農学園大学准教授で韓国出身の農政専門家の柳京煕さんをお迎えし、米韓FTAの経験にひきつけ、TPPや農業について、問題点を深堀りについて考えてみました。もう少しすると、Podcast でもダウンロード可能になるようですが、当面以下のUstで音楽とCM以外視聴可能です。
    http://ustre.am/:1uXCl

    柳京煕さんは、留学先の北大で和牛の流通についての博論を書いたのち、栗山町に就職し、農水省の農政研究所、JA系の研究所を経て、現職。ユニークなキャリア、農政に関する専門知識、そして農水省時代に培った日韓政策エリートの間のネットワークは、柳(ユウ)さんの強みです。『世界』という雑誌に載った論文で初めて名前を知ったのですが、その後2か月前に初めてお会いした方です。久しぶりに会って話してみたいなあと心から願っていた人でした。

    話は、韓国総選挙から日本農業の潜在力まで多岐にわたりました。もっとも印象に残っているのは、1)いかに韓国FTAの「成功」例とそこから「取り残される」という恐怖感が日本でねつ造されているか、2)環境や安全といった守らねばならぬ規制がいかに米韓FTAでなし崩しになってきたか、その横並びでアメリカがどのように日本への要求水準を設定しているか、その点、いかに日韓で共闘余地があるか、3)農業は地域や仲間という地盤に支えられているという当たり前の事実から出発し、その地盤を観たとき、失政や無策の積み重なった日本ではあっても、インフラや生産余力はまだまだ残っているということ、そしてそれが来たるアジアの食糧危機に向けて貴重な資源だということでしょうか。

    濃密で刺激的な2時間でした。
    なお、出演中、なんだかびしっと要約できなかったのですが、デンマークの例に引きつけてHarmonise Up(上方調和)の原則を論じ、貿易自由化と環境安全面での規制の両立可能性の道を探った以下を併せてごらんください。
    「TPP参加でグローバル化と安全・環境は両立できる―賛否両極化を超えて」 (WEB RONZA 2011/12/05)
    http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/special/2011120200014.html
    (ラジオではhttp://endoken.blog.fc2.com/blog-entry-28.html

    次回は、5月25日の15時から17時まで。テーマ等未定。
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    遠藤 乾

    遠藤 乾 (えんどう けん)

    北海道大学法学部、法学研究科、公共政策大学院教授(国際政治)

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